オペラの扉 『こうもり』登場人物

ヨハン・シュトラウスⅡ世   こうもり

登場人物

ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン

金持ちの地主。上流階級のバブル紳士。酒癖が悪い。テノールで歌われることが多いがバリトンで歌われることもある。

ロザリンデ

アイゼンシュタインの妻。艶やかなやや重い声のソプラノが歌う。

フランク

刑務所の所長。あまり旋律的なパッセージは与えられていない。話すように歌う部分が多い。バスの役。

オルロフスキー公爵

ロシアの大金持ちの貴族。世の中に退屈している。メゾ・ソプラノ、アルト、テノール、カウンター・テナーなどによって歌われる。

アルフレード

ロザリンデの元恋人。声楽教師。滑稽な人物。テノールが歌う。

ファルケ博士

公証人。かつてアイゼンシュタインのせいで『こうもり』というあだ名をつけられてしまい、その復讐の機会をうかがっている。バリトンの役。

アデーレ

アイゼンシュタイン家の女中。女優を目指している。コロラトゥーラ・ソプラノによって歌われることが多い。

ブリント博士

まぬけな弁護士。テノールが歌う。

フロッシュ

刑務所の番人。酒飲み。歌う部分はなく、語り役。歌手以外に、俳優が演じることも多い。

イーダ

アデーレの妹(姉とされる場合もある)。ソプラノが歌う。